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魔女の棲む街 12


魔女の棲む街 12

 アキラは葬儀会場を出ると、すぐに詰襟を開けた。学ランの詰襟をしめたのは、初めてかもしれない。中学の時はブレザーだった。
 クラスで仲が良かった不良仲間と別れ、一人で喫茶店に入った。席に座るなり、絵里にメールを送り、タバコに火をつけてひと吹かしする。
 亮輔が死んだ。殺されたのだ。
 いい奴だったのに。
 いったい誰が殺ったのだ。対立していた不良グループに心当たりはない。亮輔がどこかで誰かと揉めていたという話も聞いていない。
 それに、不良の手口じゃない。
 亮輔は心臓をえぐり出されていたらしい。異常者の仕業だ。
 嫌な予感がしてきた。想像すらつかない相手の正体に身震いする。
 二本目のタバコに火をつけた時、絵里が店に入ってきた。学校の制服姿のままだ。真面目に授業を受けていたのだろう。
「お葬式、どうだった?」
 正面ではなく、横に座った絵里が、潤んだ瞳を向けてきた。
「どうだったって言われてもなぁ。葬式に出るなんざ、初めてのことだからよぉ」
 横にいる絵里の太腿に触れる。くすぐったそうに脚を閉じると、アキラに身体を寄せてきた。
「誰が殺したんだろうな」
「アキラも狙われているの?」
「知らねえよ」そんなはずはない。誰かに狙われる覚えなどないのだ。
「なあ、絵里。金、貸してくんねえかな」
「いくら?」
「そうだなぁ……。三万くらいあるか? すぐに返すからよぉ」
「うん……」
 絵里が財布から諭吉を三枚とりだした。まだいくらか持っているようだ。やはり援交しているのだろう。
「悪いな」札を折りたたんでポケットにねじ込む。
「ねえ、アキラ。私のこと、だましてないよね」
「当たり前だろ」
「昨日の夜、街で女の子と一緒だった?」
「はあ?」
 誰かに見られていたのか。誰かは知らないが余計なことちくりやがって。今、この金づるを手放すわけにはいかない。
「そんなことねえよ。誰かの見間違えだろ」
「でも、亮輔君とは一緒にいなかったんでしょ?」
「昨日の夜は家で寝てたんだ。誰かの見間違えか、お前に嫉妬して嘘ついてるんだ、きっと」
「嫉妬なんてしそうな子じゃないんだけど」
「誰なんだよ、そんなふざけたことをお前にいったのは」
 絵里は黙って下を向いた。
「なんだよ、俺にも言えねえのかよ」
 アキラの露骨な舌打ちに、絵里が怯えたように顔を上げた。
「は、春姫ちゃん……」
 榎本春姫か。あのアマ。
「俺はお前のことしか見えていないんだよ。他の女にちょっかいなんか出すもんかよ」
「ほんと?」
 アキラは手を伸ばして絵里の左の乳房に触れた。
「ちょっと、アキラ」
「今から俺の部屋に行ってやろうぜ」
 カップにはまだコーヒーが残っていたが、絵里を店から連れ出した。部屋に入ると絵里を抱き上げて、ベッドの上に放り投げた。
「もっと優しくしてよぉ」
 口を尖らせる絵里にかまわず、服に手をかけた。絵里が諦めたように目を閉じ、アキラにされるがままになった。
 絵里の制服のボタンを一つずつ外していくと、黒のブラジャーが見えてきた。ボタンをすべて外すと服を絵里の体からするりと抜いた 。
「じゃあ今度は下を脱がすぞぉ」
 スカートを脱がし終えると、絵里はブラジャーとパンティだけになった 。
「いいねぇ、肌が白くてスベスベしていて、エロい身体してんじゃん」
「もう、嫌い……」
 アキラはゆっくりと背中に手を入れパチッとブラジャーのホックを外し、絵里の腕からブラジャーを抜いた。形の良い大きな乳房が露わになった。
 アキラは彼女の胸を揉み始めた。絵里の反応を楽し見ながら舌で乳房を舐める。絵里の体がどんどん熱くなっていく。
 手を絵里の下半身へ持っていく。下着の端に指を掛け、ゆっくりと脱がしていく。絵里を全裸にすると、膝を持って開脚させた。
 綺麗なピンク色の女性器。薄い陰毛を触ってその感触を楽しんだ。
「ねえ、早くぅ……」
 指を絵里に軽く入れ、上下にゆっくり動かすと、粘液質な音が鳴った。絵里の股間に顔を突っ込み舌で舐めた。絵里の喘ぎ声大きくなっていく。
「気持ちいいか?」
 耳元でささやき耳や首をなでる
「き、気持ち……いいっ……」
「じゃあ、入れるぞ」
 絵里の脚の間に腰を入れ、彼女の上に覆いかぶさった。
 激しく腰を振ってやると、絵里はすぐに果てた。腰をひねりながら逃れようとする彼女をしっかり抱きしめて腰を振り続けると、立て続けに達した。
 今度は絵里がアキラの上になり、ぐっと腰を落とした。
「おおおお……」
 先端を包み込むような感覚に、思わず唸り声を上げた。彼女が腰を動かし始めると、あっけなく弾けてしまった。
 行為を終え、絵里が隣に寝転ぶ。目を潤ませたままの絵里が「アキラぁ……」と言ってしがみ付いて来た。
「さっきの先っぽに絡み付いてきたのって、何だ? 気持ちよすぎだぜ」
 頭を撫でると、絵里が甘えるように額をアキラの腕に擦りつけてきた。
「あ……あれね、子宮の入口。絵里の得意技」得意げににんまりと絵里が微笑んだ。
 こいつはもしかしたら萌香以上に稼ぐ女になるかもしれない。
 俺はいい男だ。こうやって女が寄ってくる。俺は女でのし上がってやる。

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