鮮血のエクスタシー 11
鮮血のエクスタシー 11
ジュディはショーツを脱ぎ、下着姿で立っているアンナの手を取って引き寄せると、彼女の下着に自分の人差し指を引っ掛けずり下ろした。
露わになったアンナの下半身を見て、ジュディがほほ笑んだ。足の先から下着を抜き取ると、ジュディの指が太ももを這い上がってきた。
ジュディの指が、敏感な個所に触れる。
「あなた、感じやすいのね。わかるわ」
ジュディはアンナのブラを外した。形のいい大きな乳房がぷるっと震える。ジュディがその乳房を掌で包んで揉みはじめた。乳房が卑猥な形に歪む。
「ここに上がって横になって」
ジュディが分娩台の上に横になるように言った。いうとおりにすると、アンナの足をM字に開き、足乗せ台に乗せてベルトで固定した。分娩台に固定されるなど、生まれて初めてのことだった。
アンナの姿を見下ろし、ジュディは満足げに笑顔を見せている。恥ずかしい部分をジュディの前にさらけ出し、アンナの胸がさらに高まった。
「いい眺めよ」
キャッシーがほほ笑みながらキスしてくる
「茶化すのなら降りる」
「怒らないで。絶対いい思いできるから」
ジュディは右手をアンナの股間に入れると、無遠慮に膣口に指を押し付ける。ジュディの指は膣口を押し付けるようになぞり、敏感な秘所の上で左右に揺れる。
「あぁ……」
「気持ちいい? 気持ちいいでしょう?」
ジュディは紫色のローターをアンナの股間に近づけた。
電気が走るような快感に思わず叫び声をあげた。
「どう……?」
ジュディがほほえみながら、アンナの顔を覗きこんできた。それは慈しみの表情であり、そして興奮の表情だった
「気持ちいいでしょ……?」
「ああ……ん……あ……」
「どうなの? 言わないよやめるわよ……」
「あ……気持ちいい……」
「もっと気持ちよくしてあげる」
ジュディが細い棒のようなものを取り出した。産婦人科医が子宮頸がんの検査に使うものなのと言って、アンナの眼の前に差し出す。先には毛のようなものがついていて、これを子宮口にこすり付けて細胞を採取するのだという。
ジュディが股間を覗き込み、棒を差し込んできた
ぞわぞわした初めて経験する奇妙な感覚が這いあがってきた。ジュディはゆっくりと棒の先についた刷毛で、あんなの子宮口を刺激し続けた。
くすぐったいような感覚に、アンナが身を捩る。
「もう少し我慢して……すぐに気持ちよくなるから」
体の中が次第に錯乱してくる。そばに立つキャッシーの股間が近づいてくる。彼女の恥毛が頬に触れる。
「ほうら……アンナ、私も手伝ってあげる」と言って、キャッシーが乳首を口に含んだ。
いつの間にか全身から汗が滲み出ていた。顔にへばりつく髪の毛もそのままに快楽に耐え、ゆっくりと絶頂が近づくのを感じていた
「ほら、来るのを感じるでしょ。すごいのが来るわよ」
突然、ジュディの甘い喘ぎ声が聞こえた。いつの間にかアマンダが真っ黒いバイブをジュディの赤く腫れあがった膣に入れてピストンしながら、紫色のローターをクリトリスに擦り付けていた。異様な光景に、朦朧とした意識の中でアンナの性感が高ぶっていく。
アンナは分娩台の上で身体を仰け反らせ、激しく達した。
ジュディの施術は巧妙だった。快感のポイントをものの見事に攻めてくる。アンナは子宮口を繰り返し刺激され、何度も快感の頂上に上り詰めた。
目が覚めると、ベッドの上にいた。身体を起こして部屋を眺める。二人の女が部屋の隅で絡まり合っていた。ジュディとアマンダだった。室内は彼女たちの喘ぎ声で満たされている。
「眼が覚めた?」
キャッシーが全裸のまま、シャンパングラスを持ってそばの椅子に腰かけていた。
「あなた、失神したのよ」
今まで経験したことのない快感に、気を失ったらしい。
キャッシーがしがみついてきた。プアゾンの香りが漂う。
「あなたを開発したのは私なのに、ジュディにあんなに感じちゃうなんて」
彼女が手に双頭バイブを持っている。
「眼が覚めるまで待っていたの。でも、我慢できなくなってきたので、そろそろ起こそうと思っていたのよ」
ベットには、バイブやディルド、ペニスパンツ、ローターなどが無造作に放り出されている。「いつもはその日のセックスに合わせてチョイスしているんだけど、今日はハードなセックスを楽しみたい気分なの」
そういって、彼女が極太バイブを手に取った。
キャッシーがベットに腰かけて、アンナ相手にねっとりとしたキスを楽しみ、乳首をしゃぶる。糸を引いてしまうくらい愛液がしたたっているのが、アンナにもわかる。
キャッシーの手が股間に伸びた。
「濡れ濡れだわ」
指であふれだす愛液を少し掬いとる。キャッシーがアンナの股間を広げると、バイブの先端をあてがった。
バイブを膣壁を押し広げながら侵入してくる。スイッチが入る。中の粘膜とクリトリスを刺激され、アンナが身悶えする。
アンナが感じているのをみて、キャッシーも興奮しているのがわかる。アンナがキャッシーの股間に顔をよせる。性器全体を丁寧に舌でえぐられると、タチのくせにキャッシーがあえいだ。
「アンナ……気持ちいいわ……」
キャッシーもアンナが咥えこんでいるバイブを出し入れしながら、指で性器をなでまわす。
アンナはキャッシーの中に指を入れて、肉の壁の感触を確かめるように、ぐりぐりと回すように指を動かした。
大量の粘液が溢れてくる。アンナは指を抜き、代わりに太いバイブを入れた。
じらすようにゆっくりと入れる。奥まで入れると、スイッチを入れた。バイブは低い音を立ててうねりはじめ、同時にぶるぶると振動した。
アンナにバイブを出し入れしながら、キャッシーがアンナの脚にしがみついて、そのまま絶頂は迎えた。
アンナも身体を小さく震えて、達した。
キャッシーはのろのろと体を起こして、バイブのスイッチを切って自分で抜き、双頭バイブを入れた。バイブで拡張されていた彼女のそこは、容易に極太のバイブを飲み込んでいく。
キャッシーが覆いかぶさるように重なってきた。正常位の体勢で、バイブの先端をアンナの膣口に押し当て、少しずつアンナの膣に含ませる。じわっと快感が広がる。
バイブをアンナの膣の奥まで入れ終わると、キャッシーはほうっと息をついた。
お互い腰を動かすと、アンナとキャッシーの中で双頭バイブがうねりはじめた。
抱き合ってみつめあっていると、ペニスをもっていなくても、セックスしているという実感が得られる。
キャッシーは腰を動かして、バイブを味わっている。アンナも自分から腰を動かして、自分の膣とキャッシーの膣に快楽を与える。
夢中になって二人で腰を振り、何度も絶頂を迎えた。ぐったりと力尽きるまでふたりでセックスを楽しんだ。
ソファでは、まるでスポーツでも楽しむかのように、アマンダとジュディが汗を流し合っていた。ふたりとも、女のエロティズムを全開にしていて、思わず見とれてしまう。そこらのポルノ女優にヒケを取らないナイスバディーと色気のある顔立ち。そんな二人の美人がベッドの上で乱れまくっている。
「そっちは終わったの?」
アマンダが顔をあげてアンナを見た。
「じゃあ、ちょっとお邪魔していいかしら……」
アマンダはそう言うと、ジュディをソファの上に寝かせた。キャッシーが笑いながら尻をずらす。
「東洋人は好きだけど……日本人は初めてなの……。あなた、引き締まったいい身体をしているわね。軍隊にいたんだって? 陸軍?」
「そう。日本では自衛隊って言ってるけどね」
アマンダはベッドに寝転がるアンナの股間に顔を埋めた。イイ女だった。海兵隊の兵士にしておくにはもったいないくらいの色気だ。
そばでキャッシーがその様子を眺めている。ジュディがソファから降り、後ろからキャッシーの股間にそっと手を差し伸べると、「うふふふふ……」と微笑んだ。
アマンダが本格的にアンナを攻めはじめた。唇で挟んで刺激していたかと思うと、急に強く吸ってくる。堪らず大声を上げて身体を仰け反らせた。
「あなたも味わいなさい。ラテン民族は初めてでしょ。キャッシーみたいなアングロサクソンとは違った味がするのよ」
アマンダはそう言うと、ベッドの上にふんぞり返り、自分の股間をアンナの顔に押し付けた。
「さあ、舐めて……」
アンナはアマンダの股間に唇を押し付けた。アンナの濡れた舌がアマンダのクリトリスを這い回った。舌で丁寧に敏感な突起をなめながら、アマンダの中に指を入れる。彼女の襞がアンナの指に絡み付く。
アマンダは呻きながらアンナの髪を掴んだ。彼女の太腿が痙攣している。それを見計らっていたかのようにジュディがキャッシーの股間に顔を埋めた。二組のカップルの、唾液が性器に絡む卑猥な音が、部屋の中に谺する。
「あなたも、こっちの方がいいんでしょ?」
さっきジュディとアンナが使っていた双頭バイブを手に取り、アマンダの股を大きく開いた。これから得られるであろう快感に胸ときめかせいているのか、アマンダの顔が、期待に満ちて潤んでいる。
アンナが先端をアマンダにあてがうと、彼女は自分からグッと腰を突き出した。バイブが彼女の中に滑り込んだ。
アマンダが大きな悦びの声をあげる。
「じゃあ、私たちも……」
キャッシーはジュディをソファの上に横向きに寝かせると、背後からがっしりと抱きつきながら股を開かせ、彼女にバイブを突き立てた。
「どう? ちゃんと奥まで見える?」
バイブを抜いて中を覗きこんでいるアンナに、アマンダが言った。
「ラテン民族のあそこを見るのは初めて」
「もう十分見たでしょ……? 早く続きをして……」
アマンダはバイブを持ったアンナの腕を掴んで、自分の股間に引き寄せた。