鮮血のエクスタシー 16
鮮血のエクスタシー 16
岩丸は無言でズボンのボタンを外すと、トランクスの中から既に固くなっているペニスを取り出した。
「しゃぶれ……」
岩丸はジッと前を向いたまま呟いた。少女が黙ってそこに顔を埋めた。
岩丸の太ももに手を付いた。そしてピンっと威きり立ったモノに顔を近づけると、ゆっくりと唇を開き、滑り込ませるようにペニスを飲み込んだ。
少女は舌を滑らし、いやらしく絡ませた。亀頭を唇で挟みながら顔をゆっくりと上下させる。湿った音が部屋内に響いた。
岩丸は少女の黒髪を優しく撫でながら「どうだ……でかいか……ん?……」と聞いてきた。
少女が必死に顔を上下させて応える。
「俺のでかいのをしゃぶらされて感じてるんだろ……ん?……もうアソコはヌルヌルなんだろ?……どれ、見せてみろよ……」
岩丸は少女のジーンズのボタンに手を掛け、口元に優しい笑みを浮かべながらも、強姦しているような残虐な目つきで少女のジーンズを引きずり下ろした。
足首まで下ろされたジーンズは、まるで足枷のように少女の自由を奪った。岩丸は少女の上着を剥ぎ取った。そして黒いガーターストッキングだけが残された少女の股を、ひっくり返ったカエルのように開いた。
「いい眺めじゃねえか」
岩丸は荒い息を吐きながら囁いた。そこは腸を抉り取られた魚の腹のような裂け目が赤黒く輝いていた。
岩丸は裂け目を指で開いた。ピンクの生肉がベロリと捲れ、ポッカリと空いた穴の中から白い粘液がトロリと溢れ出た。
「なんだよ……ちゃっかり濡れてるじゃないか……」
岩丸は濡れた穴の中に指を押し込んだ。
「まだガキなのに、どうしようもねえ変態だな」
岩丸はズボンを脱ぎ、「ケツを向けろ」と呟いた。少女がゆっくりと四つんばいになると岩丸に尻を突き出した。
剥き出された尻を岩丸がつかんだ。下品に笑い、開いた尻の谷間にペニスをヌルヌルと擦り付ける。少女の秘部がねちゃねちゃと嫌な音を立てた。
少女は、喘ぎながら枕に顔を埋めた。
「もう我慢できなくなったのかい……? しょうがねえなぁ。お仕置きしなきゃ……」
岩丸はそうニヤニヤと笑いながら、穴の先に突き立てていたペニスを一気に突っ込んだ。
少女が身を仰け反らせる。岩丸は少女の尻に股間を叩き付けた。少女の豊満な尻肉が震え、乾いた音が部屋内に響いた。
パン、パン、パン、っと乾いた音が響くと共に、少女の尻肉が揺れた。
真っ黒な岩丸の肉棒が、怪しい汁でテラテラと輝きながら少女の穴の中を行ったり来たりと動いていた。
携帯電話が鳴った。舌打ちすると、少女に静かにしてろといって、電話を取り上げた。
「関根です」
雇った探偵だった。岩丸はテーブルのタバコに手を伸ばした。
「何かわかったか?」
煙草の煙を天井に噴き上げる。
「似た容姿の女が出入りしている店を何軒か特定しました。その女があっていた恋人らしき女を見張っているところです」
「本当か?」
組関係者で調べた女は全部で10人以上。首実験でも絞り切れていない。腕のいい探偵を雇ったおかげで、いい情報が得られた。
雲をつかむような話だったが、やってみるものだ。
「部下が尾行しているのに気付いてまかれちまいましたが、その女のヤサは特定しています。とっ捕まえますか」
「待て。目的の女の居場所を掴むまで泳がせておくんだ」
金はいくらかかっても構わねえ。最後そう言って岩丸は電話を切った。
プロが利用した女は、今はシャブ中。裏風俗で働かせている。助けに来ないだろう。いざとなれば仲間など見捨てる。プロならそれくらいの非情さは持っている。下手にその女を捕まえても、肝心の獲物を逃すだけだ。
組長が殺されて一人生き残った。
責任をとって指を落としたばかりだ。
せっかく出世できたばかりなのに、水を差された。あの女だけは許せねえ。
ホテルのロビーに殴りこんできたあの殺し屋。体型を隠していたが、女に違いない。殺し屋は女自身だったのだ。
「絶対に捕まえて仕置きしてやる」