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愚かな毒鼠どもの眠れない夜 3


3.白痴の女体

 湯気が、バスルームに立ち込めている。
 軽くシャワーを浴びて、浴槽に入る。
「狭いよぉ」
 先に浸かっていた絵美は、笑いながら両手で湯をすくいあげ、顔を洗う。
「ここに座れよ」
 祐輔が浴槽の縁を叩くと、絵美が下半身を横たえた。ふっくらとした若い肢体。大きな乳房が揺れた。粉雪のように白い肌が、うっすらと桜色に染まっている。
 祐輔が絵美の肌に指を滑らせた。
「やだぁ。くすぐったいよぉ」
 絵美の薄桃色の乳首が固くしこった。
「あ……ああ……」
 乳首を口に含み、股間に手を滑り込ませる。皮を被った肉芽を指腹で刺激した。細い喘ぎが絵美の喉から漏れる。
 絵美の体臭。絵美のぬくもり。長い間抱いてきた、馴染んだ女の体。
 ゆっくりと中指を内部に挿入する。内部はうなるように熱く煮え滾っていた。絵美は苦悶の表情を作った。
「ああ……んん……ッ」
 絵美が昂ぶってきた。しとどに濡れる紅百合の花弁。溢れる蜜液が祐輔の指を汚す。
「今日はここに三本もぶち込まれたのか?」
「祐輔くん、ひどぉい」
 多くの男を飲み込んできたはずなのに、色素の薄い花弁はまだ初々しく見える。
 舌足らずな声で喘ぐ絵美。魅力的な丸みを帯びた真っ白い臀部に、大きくて形の良い紡錘型の乳房。
 細く筆で引いたように、眉毛をすらりと整えている。
「あああ……ああ……ッッ」
 絵美の呻き声が激しさを増した。潤んだ瞳が輝く。眼を閉じた。
 やがて、絵美が体を震わせて達した。
「次は、祐輔君がここに座って……」
 絵美が湯船から出る、祐輔が立ち上がった。ペニスは固く勃起して、先端を天井に向けている。
 そそり立ったペニスを、絵美が口に含んだ
 根元をそっと握り、切れ込んだミゾや首のまわりを舐め回した。浅くくわえ、口蓋で締めつけたり緩めたりしながら、舌をあちこちに這わせる。左右に、前後に、嬲っていく。
 思わず声が漏れる。怒張したペニスが、絵美の口の中で快い。絵美が口から抜き、先端を軽く握って親指でいじりながら、陰茎の裏側を細かく舐め、唾液でベトベトにしていく。
「ねえ、ベッドにいこ……」
 手早く体をバスタオルで拭くと、二人は縺れるようにベッドに倒れこんだ。
「あっ……んっ……ん……ん……はぁ……」
 絵美は驚くほど敏感になっていた。絵美に愛撫されるうちにすっかり堅くなっていた祐輔のペニスも、ますます堅さを増していく。
 絵美の股間で舌を這わせた。絵美の膣はぐっしょりと濡れていた。むしゃぶりつき蜜をすすると、絵美は一段と高い声を出した。そして祐輔の頭を軽くおさえつけた。
「ねえ……」
 絵美が祐輔の顔に向けて陰部を押し付けてきた。絵美の性器がパックリと口を開けていて、中まで丸見えだった。
 絵美の性器の周りは毛深かったが、指で穴を広げると、中は綺麗なピンク色をしていた。絵美がいとおしく感じた。思いっきり舐めていると、絵美も祐輔のペニスを激しくしゃぶった。
 体を入れ換えて祐輔が上に乗った。絵美は仰向けに寝て、祐輔を迎え入れようと目の前で脚を広げた。
 祐輔は絵美の脚の間に腰を割り込ませた。絵美が勃起している祐輔のペニスを握り、濡れそぼった股間にあてがった。
 絵美に導かれ一気に中に入った。祐輔が腰を前後に動かすと、絵美が激しく喘ぎだした。
「はぁっ……あぁ……あぁ……あああっ……いいっ……」
「気持ちいいか?」
「うん、いい……気持ちいい……」
 祐輔は快感を貪る様に激しく腰を振った。
「ああ……もっと……もっと……ああああ……」
 絵美は喘ぎながらそういうと、自分から腰を動かし始めた。祐輔の腰がパンパンと激しい音をたてて絵美を突き続けた。
「あああああ! もうイきそう! そのまま! そのまま続けて!」
「でも……もう出そうだ……」
「まだ! もうちょっと我慢して!」
 祐輔が歯を食いしばって必死で腰を振ると、絵美は激しく悶えた。
 絵美が大きな声を出し、自分から激しく腰を動かして感じていた。絵美がだんだん強く祐輔の背中を抱き締めてきた。
「ああ、来るっ! 来るっ! いきそう! いくっ、いくっ!」
 絵美は祐輔の目の前で激しく絶頂を迎えた。
 祐輔も同時に絵美の中に射精してしまった。
 ペニスを抜くと精液と膣液にまみれてひどい状態になっていた。絵美のパックリと口を開けた膣から精液が垂れてきてシーツの上にこぼれた。
「中に出しちまった」
「祐輔くんはいいの、中に出しても。気持ちよかった?」
「ああ」
 絵美は荒い息のまま、布団の上でぐったりしていた。祐輔はティッシュでお互いの体を拭いた。
「絵美って……相変わらず声、でかいな」
「そう……?」
 絵美が抱き着いてくる。彼女の大きな乳房が祐輔の腕の上で潰れる。
「これ、なぁに?」
 床に置いたビニールのレジ袋を手にとって広げる。
「わあ、大きな靴!」
「ダチにせがまれて買ってやったんだ」
 健次から買ったおもちゃの靴。踵を回転させれば、中から小さなナイフが出てくる。
「なあ、絵美」
「なぁに?」
「おまえ、今、いくら持ってる?」
「ええっとねぇ……」と言いながら腕を伸ばし、ベッド最後に置いたバッグを手に取って開く。
 絵美のくたびれたバッグの中。街角で配っているポケットティッシュがぎっしり詰まっている。
「六万円あるよ」
「稼いだな」
「祐輔君、お金、ないの?」
「いいや」
 彼女に背中を向け、その場にごろりと寝転がった。
「いくらいるの……?」
 絵美が恐る恐る祐輔の顔を覗き込んだ。安物の化粧品の匂い。
「いいよ、いらねぇよ」
「ねぇ、いくらいるの……?」
 祐輔の機嫌が悪くなったと思ったのか、焦りながら恐る恐る祐輔の肩に静かに手を置いてそう聞いた。
「うるせぇな。いらねぇって言ったらいらねぇんだよ」
「じゃあ、なんでそんなこと聞いたのよぉ」
「お前が金に困ってるかどうかって思ってな」
 絵美がけらけらと笑う。
「今日、お客三人もついたって言ったよ」
「ショバはいくらとられてんだ?」
「五千円」
「ケツはヤシマ組だったな」
「うん……」
 祐輔が煙草を銜えた。絵美がライターをバックから取り出して火をつける。
「私ねえ、家、買ったの」
「家?」銜えたタバコを落としそうになった。
「お姉ちゃんと、おかあさんが出てきたときに一緒に住む家。中古で小さいけど、庭付きだよ」
「そうか。おまえのかあちゃん、もうすぐ出てくるんだったな」
 絵美の母親。脂の乗った艶のある裸体が目に浮かんだ。祐輔の初めての女。娘たちを食い物にしていたろくでなしの情夫をめった刺しにして、六年間の別荘送りになった。
「一千万もしたのよ」
「一千万!」
 思わず体を起こした。
「お姉ちゃんが出してくれたの。三人で一緒に住もうねって」
「お前ら姉妹がローンなんか組めるわけあるめえし、キャッシュだろ? どれだけ溜め込んでたんだよ」
 一千万を稼ぐために、茉莉はどれだけの男に抱かれたのか。すぐには計算できない。
「お姉ちゃん、しっかりしてるから」
「家買ったんなら金なんてねえだろ」
「ねえ、いくらいるの?」
「おまえ、しつこい」
 祐輔が絵美の体をベッドに押し倒して覆い被さった。

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