キチガイたちの挽歌 12
下半身裸になったコウイチの股間を見て、キョウコはしまう。「ひっ」と小さな悲鳴を上げて目を背けた。勃起した巨大なペニスが、天井を向いている。
「抵抗するんじゃねえぞ」
キョウコの特攻服をバッと一気に捲り上げ、だぼっとしたズボンをパンツごと無理やり下ろした。剥き出しの股間が晒された。周りの男達の視線がそこに集中する。陰毛は薄く、恥丘が盛りあがている。
「ああああっ!」
周囲の男達が彼女の足を掴み、仰向けのまま大きく開脚させる。手足を押さえつけられ呆然としているキョウコの性器に、コウイチが覆い被さってペニスをぴたりと宛がった。
「あ……」
「なんだよ、お前。怖がっている割には濡れてるじゃねえか」
ペニスの先端を、女の入り口にぐりぐり擦り付けながら、コウイチが言った。
「ようし!」
性器の入り口にピッタリと当てられていたペニスが、キョウコの性器を押し広げながら、一気に中に入っていく。ペニスの根元まで埋め込まれると、性器の奥を突かれた衝撃で寛恕の身体がビクンと震えた。
「気持ちいいかあ? 気持ちいいだろ?」
心底嬉しそうに、コウイチは腰を振り始めた。
コウイチが腰を打ちつけるたびに、キョウコの身体が大きく揺れる。
「こらっ! 特攻服を脱げよっ! 気分が出ねえじゃねえか!」
「は、はいっ」
キョウコが自分から特攻服を脱ぎだした。
「こいつ、犯されて感じ捲って、自分から服脱ぎだしたぜ」
ハヤトと言葉に、周囲の男達が嘲笑った。
「おお、でけえじゃねえか」
Tシャツを脱ぎ捨て、ブラを外したキョウコの胸に、コウイチが手を伸ばし揉みしだく。
コウイチが激しく腰を動かし、キョウコの身体は成す術も無く揺すられる。性器が結合している部分から、湿っぽい音がたつ。
コウイチはキョウコの腰をがっしりと掴んで下半身を打ち付けた。力強く突かれる度に、キョウコの口から声が漏れる。
コウイチが叫び声とともに腰を震わせ、キョウコの身体の奥に注ぎ込んだ。
「おお、おお! 最高だ、こいつ」
キョウコの目から涙が溢れてきた。コウイチがぐったりしているキョウコの髪を掴み、大きく揺った。
「寝るんじゃねえぞ。まだあと十人残ってるんだぜ」
コウイチのあまりにも非情な言葉に、キョウコは目を見開いた。
十人もの男に犯されたキョウコは、倉庫の床にうつ伏せになっていた。下半身は軽く痙攣している。最後のほうは苦痛で叫んでいるのか、感じて叫んでいるのかわからないくらい、キョウコも乱れていた。根っからの好きものなのかもしれない。
「おい、まだ終わりじゃねえぞ」
「え……?」
「まだやるんだよ、俺のチンポをこのままにしておくつもりかよ」
コウイチはキョウコの顔に股間を突き出した。キョウコを最初に犯したコウイチのペニスが、再び力をみなぎらせている。ペニスの先から、精液が垂れていた。
「早く寝転んで足広げろよ」
「は、はい」
キョウコは再び仰向けになって自分から脚を広げた。コウイチが再びキョウコに覆いかぶさっていく。
周りを囲んでいる男たちの股間にも、力が戻ってきていた。