キチガイたちの挽歌 22
自宅マンションの傍のスーパーの前でタクシーを降りる。買い物を終え、すっかり暗くなった道を、陽子はマンションに向かって歩いていた。
後ろから車が近づいてきたので、陽子は脇に避けてやり過ごそうとした。
そして、その車が近くまで来た時、車内から二人の男が飛び出してきた。驚いて逃げようとしたが、男たちは陽子の腕をつかんで引っ張り、車内に引きずり込んだ。
「やっ! 何するの!」
手足をばたつかせて抵抗する陽子の顔に男の平手が飛んだ。
「きゃっ!」
乾いた音と陽子の悲鳴が車内に響いた。
「よう、陽子。やっと見つけたぜ」
陽子は、後ろから抱き着いている男を振りほどこうとしながら、顔を上げて自分を叩いた男を見た。
「うへへっ、俺のこと、覚えてるか?」
見覚えのある顔だった。
以前勤めていたキャバクラの客の田村だった。どこかの組の男。店に来るたびに陽子を指名して、陽子をしつこく誘っていたその筋の男だ。
「田村さん……」
「思い出したかい? さんざん金巻き上げといて、一発もやらせねえなんて、ふざけた真似しやがって……。俺をコケにすればどうなるか、きっちり教えてやるって言っただろ?」
「な、何よ! 降ろしてよ!」
走る車の中で陽子は気丈にも田村につかみかかろうとしたが、傍に居た男たちに抑えられ、両手両足の自由を奪われると服を脱がされていった。
「いや! いやああああ!!」
「へっ、これまでたっぷり金をつぎ込んだんだ。元取らせてもらわねえとな」
腕を押さえていた右の男はバタフライを陽子に突きつけた。
「わめくと、切り刻むぜ」
「ああ……」
ナイフを握る男に凄まれ、一層陽子の恐怖感が高まった。
車内の四人の男たちは、見るからに組関係のチンピラだった。後部座席に陽子を抑える男が二人、運転席に一人。そして、助手席には田村がいた。
「ユウタ! こいつの服脱がせろや」
ナイフを持った男が左で陽子の脚を抑えていた男に言った。
ユウタは臭い息を吐きかけながら陽子の服を剥いでいった。
「いやああああ!」
陽子はただ大声で叫び、力ずくで服を引き裂かれていくしかなかった。
ユウタは、陽子の服を剥ぎ取り、ブラジャーをはずした。
「ひゅう! 陽子ちゃん、胸あるね~!」
最後の下着も剥ぎ取られた陽子のむき出しになった胸を見て、田村は口笛を吹いてはやし立てた。
「田村、山に着くまで先に味見してもいいか?」
「おう、でも、オマンコの中は汚すなよ」
更に、左にいた男が陽子のパンティごと、陰部を激しく揉み始めた。
「くっ! い、いやあ! なにするの! や……やめてぇ……いやあ」
陽子は必死で抵抗したが、男がナイフを陽子の目の前につき出した。恐怖の余り、陽子は体を震わせた。
「おとなしくしろや、へへっ」
「いやああ! だ、誰か~、助けてぇ」
「いくら、叫んでも無駄だぜ」
そう言って、ユウタは陽子の豊満な胸を鷲掴みにした。
「いやぁ! 離して!」
「うひひっ、さすが人気キャバクラ嬢だけあって、いいオッパイしてるじゃねえか」
「いや、もう……やめてぇ……あああん」
服は完全に引き剥がされ、大きな胸のふくらみが露わにされた。
「いやあ!」
腕で胸を隠し身をかがめようとすると、ユウタは陽子に抱きついて身を起こさせた。
「な、なにするのよ! きゃあ!」
「抵抗するんじゃねって言ってるだろうが! ぶっ殺すぞ!」
鋭い張り手が、陽子の頬を捉えた。
「あああ……」
「バカな女だ……最初から素直にやらせてくれていればこんな荒っぽい事しなかったのに……」
助手席の田村は不敵に笑いながら、陽子を見た。
「タカシ、こいつのパンツ剥ぎ取れや」
田村がナイフを持っている男に声をかけた。
「へへへ……」
ユウタが陽子の胸を弄んでいると、ナイフを持っていた男が、いきなり陽子のパンティの中に、指を入れ、アソコを激しく愛撫し始めた。
「きゃあ! やああ、やめてぇ、あっ……いやあ」
陽子が叫んだ。タカシが陽子の陰穴から指を抜き取ると、ネットリとした愛液が、ゆびに間取り付いていた。
「なんだこれは? 嫌がってる割りに、感じてるじゃねえか?」
そう言い、タカシは無理やり陽子のパンティを剥ぎ取った。
その後、タカシはジャージのズボンとパンツを脱ぎ、陽子の顔のまえに、欲望と化した勃起したぺニスを陽子の顔に当てた。
「ほ~ら、口を開けろよ」
「い……いやぁ……」
涙を流す陽子の口をこじ開け、容赦なく陽子の口にペニスを突っ込んだ。
「てめえ、歯立てやがると、鼻削ぎ落とすぜ……」
タカシに凄まれ、陽子は仕方なくタカシのペニスをしゃぶった。
「こいつ……フェラ、むっちゃうまいぜ……」
タカシが腰を痙攣させた。やがて、陽子の喉の奥深くでペニスが爆発した。
濃い精液が陽子の喉の粘膜を叩く。
大量の精液を喉の奥に注がれ、陽子は嘔吐しそうになった。
「吐き出すんじゃねえぞ、全部飲むんだ。ちょとでも零すと刺すからな」
タカシにナイフを突きつけられ、脅された陽子は、仕方なくこのケダモノの精液を飲み込んだ。
陽子たちを乗せた車は街を離れ、薄暗い山道にはいっていった。
しばらく走ると、周りには民家の明かりも届かず、行きかう車ももなくなった。
「ここらでいいか」
運転していた男は車を停めた。
すると、後部座席のタカシが陽子の上半身を押さえ、ユウタが陽子の足を押さえ、下半身の自由を奪った。
「嫌ぁ! やめて!」
陽子は車の中で暴れたが、男ふたりに強く抑えられ身動きできなかった。
助手席に座っていた田村が車を降り、後部座席に回ってきた。
「俺からぶち込むぞ」
「いやぁ! 来ないで」
にやつきながらにじり寄ってくる田村を見て、陽子は恐怖のあまり身体をくねらせて抵抗した。
田村はズボンのファスナーを下ろすと、勃起したペニスを取り出した。
「代われ。しっかり抑えてろよ」
田村の指示で、陽子の足を押さえていたユウタと田村が入れ替わった。そして、陽子の足を広げた。
「あっい……いやあ、やだあ……」
陽子は必死で抵抗したが、田村が腰を押し出すと太いペニスがずるっと陽子の中に入っていった。
「嫌ぁ~!」
「くう、さすがナンバーワンのキャバクラ嬢だぜ」
田村の腰使いが、さらに、激しくなった。
その後一時間あまりの間、陽子はケダモノたちに輪姦され続けた。
ぐるぐると男たちが陽子の体を通り過ぎていった。陵辱は陽子を監禁場所に連れて行く車内でも続いた。
「三発目犯ってもいいか?」
最後に陽子を犯したのはユウタだった。
陽子は走る車の後部座席ユウタのペニスに貫かれた。
そして、到着した倉庫で降ろされる寸前に、ようやく男たちの凌辱が終わった。陽子は、自分の指先でそっと割れ目をなぞった。指の表面にぬめりを感じた。
陽子は何度も何度も指を膣内深く挿入して、精液を掻き出した。陽子の瞳に熱いものがこみ上げ、それは次々と溢れて、陽子の頬を伝ってあごの先から落ちた。